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森まゆみ『東京老舗ごはん(ポプラ文庫)』ポプラ社 2017年3月刊

昨日読み終った本。

森まゆみ『東京老舗ごはん(ポプラ文庫)』ポプラ社 2017年3月刊。

https://bookmeter.com/books/11538095

https://www.amazon.co.jp/dp/4591154106

「東京には、明治時代に創業し、100年以上の長きにわたって愛されてきた名店が数多くある。東京に生まれ育ち、雑誌編集や町おこしなどの地域に根ざした活動を続けてきた町歩きの達人が、味へのこだわり、店の歴史や創業のエピソードなどを店主への聞き書きでつづり、老舗の魅力を紹介する食のエッセイ。

◇掲載店舗27店(創業年順)

明治5年●内神田「神田 浅野屋」

明治7年●日本橋小網町「喜代川」

明治8年●千駄木「菊見せんべい総本店」/上野「韻松亭

明治12年●日本橋人形町「志乃多寿司總本店」

明治13年●浅草「神谷バー」/神田淡路町かんだやぶそば

明治17年●神田須田町「神田まつや」

明治18年●日本橋たいめいけん」/銀座「そば所 よし田」/銀座「銀座天國本店」

明治19年●浅草「米久本店」

明治20年●三ノ輪「土手の伊勢屋」

明治22年●神楽坂「廣東名菜龍公亭」/築地「築地寿司清本店」

明治26年●浅草「どぜう飯田屋」

明治28年●銀座「煉瓦亭」

明治30年●深川「みの家」

明治32年●銀座「ビヤホールライオン銀座七丁目店」/銀座「維新號銀座本店」

明治34年●新宿「中村屋

明治35年●銀座「資生堂パーラー銀座本店」

明治36年●日比谷「日比谷松本楼」/神田司町「みますや」

明治42年●銀座「カフェーパウリスタ」/神田神保町「ランチョン」

明治44年●神田小川町「漢陽楼」

◇著者プロフィール

1954年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学新聞研究所修了。1984年、友人と地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊、2009年の終刊まで編集人を務めた。歴史的建造物の保存活動にも取り組み、日本建築学会文化賞、サントリー地域文化賞を受賞。東京の下町を歩き回り、庶民的な店での一杯を口腹とする。著書は『鴎外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『「即興詩人」のイタリア』(JTB紀行文学大賞)、『「青鞜」の冒険』(紫式部文学賞)など多数。」

『明治・大正を食べ歩く(PHP新書)』2003.12

『「懐かしの昭和」を食べ歩く(PHP新書)』2008.3

『神田を歩く 町の履歴書(毎日ムック)』2003.3

から「明治時代に創業した店を選び、再構成」、加筆・修正、書き下ろし。

老舗28軒のうち、私が食べたことがあるのは、

かんだやぶそば

「神田まつや」

「煉瓦亭」

「ランチョン」

だけでしたけど、名前だけは知っているお店も多く、楽しく読めました。

神谷バー」に行ってみたいなぁ。

表紙カバーは「たいめいけん」のオムライス(1700円)。

「店に来られたお客様で思い出深いのは、何と言っても吉田健一先生。ここでビールを四、五杯飲んでから、中央大学に講義にお出でになっていました。出版社の方や助手の方とも打ち合わせでいらしてウィスキーティーを飲む。ティーと言っても四割くらいはウィスキーという濃いやつです。飲んでいる間、私にもいろんな話を聞かせてくださいました。文化全般、とにかく知識が広い方でしたから」

p.191 ランチタイムにビールの愉楽 神田神保町 ランチョン 創業 明治四十二年(1909)