砂漠の国境で繰り広げられる極限の逃走劇

昨夜はシネマート新宿で「ノー・エスケープ 自由への国境」を観てきました。

監督:ホナス・キュアロン

主な出演者:ガエル・ガルシア・ベルナルジェフリー・ディーン・モーガン、アロンドラ・イダルゴ他。

舞台はメキシコとアメリカの国境にある砂漠。

主人公モイセスを始めとする15人の不法移民がトラックに揺られて、国境付近まで辿り着きますが、トラックが故障し、そこからは案内人に導かれて徒歩で国境を越えます。

しかし、彼らを待ち受けていたのは正体不明の不法移民狩りをしている狙撃手。

遠距離から不法移民たちを次々に狙撃し、僅かに残った4人が砂漠の中を逃走し、狙撃手は相棒のシェパードと共に不法移民を追い、2人を殺し、残ったのはモイセスと若い女の2人。

モイセスは息子が米国で生活していて、女は両親から、より安全な米国へ逃がされてきたという身の上で、ボディーガード役の男をつけられていたものの、その男は殺されてしまい、モイセスと砂漠を逃げまどうことになります。

執拗に追ってくる狙撃手のトラックを奪い、逃走に成功したかに思えたのも束の間、狙撃手の銃撃でトラックは横転大破し、2人は窮地に立たされます。

結局、狙撃手が何者なのかは分からずじまいでしたが、メキシコ国境に壁を作ると息巻いているトランプ大統領を抽象的に表現したかのような存在で、その後の狙撃手の顛末から想像すると、トランプ大統領や米国世論に対し、思うところをぶつけているかのように感じました。

執拗に追ってくる狙撃手から主人公が逃れようとする様子は鬼気迫るものがありました。

公式サイトURL

http://desierto.asmik-ace.co.jp